ALBUM客演陣
どうも、マイケルベイです。
昨日今日、めちゃくちゃ暖かいですね。
前回はLostFaceさんについて書かせてもらいました。
今日はALBUMに参加してくれた客演陣の皆さんを紹介したいと思います。
『ザ・メモリーマン〜記憶の男〜』
トラックリストを見たらわかるけど、客演が多いです。今までのALBUMで1番多いですね。
今作のクオリティーとパンチ力は、俺とLostFaceさんだけではなく客演陣の皆さんも大きな要因となっています。
自分でマスタリングが上がったALBUMを改めて聴き込んでみて、この作品はまるでアベンジャーズみたいだと思いました!
一人一人、自分の世界観とスタイルを持ったアーティストが途中から次々とバッチリのタイミングで現れるんです。
ズドーンと現れたり
スーーッと現れたり
シャキーンと現れたら
シットリと現れたり
これ以上言うと楽しみがなくなるので、そこらへんも意識して音源を聴いてもらえると嬉しいです。
じゃあ自分の言葉で客演陣を紹介していきます。
『JAKE』
まずは後輩であり仲間でありライバルであるJAKE。前作に続き参加してくれました。
数々のバトルで名を上げ、今や全国区レベルとなってるJAKE。俺を知らなくてもJAKEを知ってるっていう若い子も多いと思います。
バトルも強いし(3回負かされてる…うち、あんたのこと死んでも忘れへんから)フリースタイルをしたときの即興での韻の硬さは本当にすごい。その点ではこの先もあいつには敵わないでしょう。
でもJAKEの1番の魅力はLIVE。
自分とは正反対で、よく言うのは俺は爆撃タイプでJAKEは刺すタイプ。分かる人には的を得てる例えかなと。
今回も情景が見えてくるあいつらしいバースを蹴ってくれてます。
身近にいるラッパーで最大の理解者であり、そしてライバル。あいつがいるからもっとかっこよく強くなってやろうと思えてます。
『KOWREE』
山陰は出雲の看板。
前にコンピで一緒になったことはあったけど、ずっと自分の楽曲で一緒にやりたくて、念願叶いました。
俺のなかで山陰のなかで1番リリカル、というよりも言葉遊びが上手いし、聴いてて楽しくさせてくれるラッパー。
うわぁーその言い回しがあったかぁ、ってラインがよくあります。
人柄もめちゃ良くて、若い奴らからも慕われてる。
今作でも最高のパンチライン残してくれてて、きっと聴いてくれた人も自分と同じ箇所をそう言うと思います。
島根の出雲にKOWREEあり。
『蛇』
天才、鬼才、変態。
汚いのに色気があるラッパーが好きで、蛇はまさにそれそのもの。
恐らく今作のあいつのラップは脳裏にこびりつくと思います。イカれてるし汚ねぇ。褒め言葉です。
蛇にしかない完全世界があってファンも多いのに、私生活が色々と難ありな男で(笑)
連絡もなかなかとれない、今もとれません。
(蛇ちゃん、これ見てたら連絡ください)
でもそんなだらしのないとこがあの世界観を作ってるんだろうなぁ。
いくら姿をくらましても『へへへ、すぁせん』ってはにかんで戻ってきて、憎めないやつ。
ALBUMのなかでこの曲は1番異質かも。
お楽しみにです。
『MASTER BULLDOG』
ラッパーとしても男としても大ファン。
YAMATO&4PRIDEによる津山の規格外ユニット。
ユニットってどちらかがテクニカルスタイルってことが多いけど、2人はどちらもブンブン丸のパワー系。
曲もLIVEもマジすごいです。
そして2人の会話を聴いてるだけでアゴ外れそうなくらい笑ってしまいます。
4PRIDEさんのインスタ、マジおもろいんで皆さんぜひフォローしてみてください。
毎年津山の恒例行事『負けず嫌いライブバトル』で、自分が初めて参加して決勝で2人に負けたとき、一回戦前にYAMATOさんが杖ついて足引きずって歩いてて『どうしたんですか?』って尋ねたら『痛風じゃあ〜』って言って(笑)
でも勝ち進むごとにアドレナリンが出てきて、決勝ではジャンプしまくってて(笑)
その後アドレナリンが抜けて『やれぇ〜痛い〜』って(笑)
ステージの上でも、降りても最高に楽しいかっこいい2人です。
焼肉の後にラーメン食ってピザ食ったみたいな激高カロリーな1曲となっています。
『THE・タイマンチーズ』
紅桜&J-REXXXによる津山の幼なじみハイグレードハイブリッドユニット。
この2人と制作できて嬉しいです。
紅は自分の1stにも参加してくれてて、それ以来実に6年ぶりに一緒に制作できました。
もう今となってはシーンの中心のラッパーとなってるけど、会えばいつもと変わらないお茶目で可愛い紅。
最後に会ったときはチェックパジャマのセットアップでスタジオに来たもんなぁ。
REXXX君は何度もLIVEが一緒になったり個人的にも観に行ったりしてて、いつも毎回ベスト記録を更新してきます。
きっと、アウェーの状況でマイク1本だけで、ジャンルやお客さんや音響のせいにせず、どこでもブチかまし続けてきたんだろうなぁって思ってて。
おこがましいけど、スタンスが自分とREXXX君は似てるってずっと思ってて。共通の仲間、特にReggaeの人間から『絶対2人が一緒にやったら合うと思うんだよなぁ』って何人かに言われたことがあって、それが嬉しくて。
今作のREXXX君のパート、マジキレキレなんで楽しみにしててください。
歌が返ってきたとき『うーわぁ、、』ってなったの覚えてる。
O.G.Kとタイマンチーズ、最高じゃないですか?
『YOWTH』
最後にこの人、YOWTHさん。
俺たち世代の地方ラッパー皆の憧れ。
一緒に制作できてCOCOLOの底から光栄でした。
自分がラップ始めた頃に友だちが聴かせてくれたミックステープにYOWTHさんのフリースタイルが収録されてて『えっ…これ即興…⁉︎』って衝撃受けたのが出会いでした。
その数年後にUMB岡山予選に出て。
そのとき目の前で優勝したのがYOWTHさん。
ステージの上でもステージを降りてもナイフみたいなオーラで、肩でもぶつかったら殺されるんじゃないかって。
でも優勝した後、涙を流しながら服を脱いだら、その下にテリーさんのTシャツ着てて。
その頃、YOWTHさんも所属してた420FAMILYのボスTERRY THE AKI-06さんが亡くなられた後で、そのこともあってあの瞬間はヤバかった。関係ない俺まで泣いてしまいました。
そのさらに数年後、自分たちのパーティーにYOWTHさんを招いて。
もうあの夜のイメージが強く、正直呼んだもののビビってたんだけど、会って話してみたらめちゃユルくていい人だって。
そしてその当時ムーヴメントを起こしてたのが、YOWTHさんの『地方B-BOY行進曲〜第三章〜』
感銘を受けた"地方"のラッパーたちが地元の誇りを熱くスピットしたRemixを立て続けにアップしだして。
自分もやりたい。そう思ってYOWTHさんに連絡したら『O.G.Kから連絡くると思ってた』って言ってくれて。
その日のうちに3バース書き上げて。
初めて県外からのリアクションを感じたのがあの鳥取Remixでした。
ラッパーとしても、そして鳥取に生まれたことも、初めて誇りに思えました。
だから自分にとってYOWTHさんはとても特別な存在なんです。
だから今回一緒に曲を書けて、ガキの頃の気持ちに戻れました。絶対に忘れない。
ネタバレになるから少ししか言わないけど、YOWTHさんが好きな人なら絶対に上がってくれると思う。
愛とRespectを仕込んでます。
以上が今回のALBUMに参加してくれたメンバーです。
もっともっと長く書きたいけど、あとは聴いてもらうだけ。
形は客演だけど、事実ははそうではないです。
全員がメインで主人公。きっと楽しんでもらえると信じてます。
最強のアーティストたちで作り上げた最新作、聴いてください!
最後にMix&MasteringをしてくれたONE PERCENTのコウヘイさんへの感謝もここに記したいです。
楽曲を何倍もかっこよくしてくれました。
MixとMasteringの重要さを改めて全身で感じました。ラフ音源の段階から知ってる身として、音が返ってきたときは鳥肌が立ちました。
ありがとうございました。
遠回りをしたし時間はかかった。
それでも腐らず努力を重ね進んでいたら、自分とは交わることがないと思っていた憧れの人たちとALBUMをリリースすることができました。
それを今回証明しました。
だから、これを読んでる人の中で結果が出ず諦めようとしてる人がいるなら伝えたい。
もう1年だけ全力でやってみましょう。
今はまだ目に見えなくても
"その瞬間"は動き出してるはず。
今の現状だけで全てを判断しないでください。
もう1年だけ、やってみましょう。
不器用で下手くそだけど、戦ってる人を俺は応援します。
長文お付き合いありがとうございました。
明日水曜20:00にALBUMから最初のPV『Windows95』をYouTubeにアップします。
お楽しみに!
12.20配信開始
『ザ・メモリーマン〜記憶の男〜』
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